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その昔

うちの旦那は結核病棟にいたそうだ。
1歳から8歳まで。

脊椎に結核菌があったということで
その昔の結核の温存療法は
患部を動かさないことだったので
BodyCastを受け
ベッド(身体が型の)が彼の
唯一の世界。

背が伸びるごとに
違うベッドになったという。
勿論身体は動かせないので
視界にはいるものは
肉眼でみられる天井と
ベッドの両隣にとりつけられた
サイドミラーの中に映る映像だけだったとのこと。
当時おもちゃは稀少で
かつベッドにはめ込まれた彼には
遊べる余裕もなく
本を胸に置いて鏡に映った文字を
読むというのが唯一の時間潰しだったと。

そして彼の一番辛い日は
週末の面会日。
というのは彼には親がいなかったから。
幼い彼に誰も
両親のことを説明してくれる人もなく
彼は毎週理由をつけては
「先週は来られない事情があっただろうけど
今週は必ず来てくれるだろう」と
思ってずっと鏡に映るドアの映像を凝視して
待っていたという。
面会時間の終わりと共に訪れる失望の念と
塩辛い味の涙。
そんな幼い彼をナースは慰めてくれたという。

自分には両親がいる。
ぶたれて育ってはきたけど
自分を産んで育て上げてくれた親。
殆ど健康で来たから
出産以外入院経験はないので
旦那の体験は
想像を絶するほど辛かったものだろうと
想像はできても
「お前は知らないんだ!」といわれたら
「はい、そうです。」としかいえない。

昔のことは考えるだけ無駄だと
蓋をしてはいるけど、
彼の心をあるがまま理解できたら
お互いもっと優しく出来るのだろうか?

彼は彼なりに必死に生きている。
遅くはなっても今、苦労が実ってBreakができるといいね。
本当にそう願うよ。
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非公開コメント

いつもおおきに♪
そう思ってあげてはるのが、充分な
優しさやと感じますわぁ。

夕馬さん

どうもありがとうございます。
このごろ優しくしようって思う気持ちが出てきたんですよ。
彼の不器用な人との接し方も過去のせいかなと思ったら、大目にみられるようになってきました。(笑)

ご主人は、私達が想像を絶する、子供時代を送られてきたんですね.孤独て,寂しくて、、、、、、、、、。

不器用な接し方はこの過去のせいですね。

私だってご主人と同じ境遇にあったら、人とどう接していいか
わからなかったと思います。

でもきっと、Marmiteさんなら彼の心を徐々に和らげて
あげられるんじゃないかな?

大変だことだと思うけど、ささやかながら応援しています!

そうそう、私のブログのリンクを貼って下さって、有り難うございます。

Marmiteさんのリンクも貼らせて頂いていいでしょうか??

人には人それぞれの過去の傷があるけど、人生のパートーナーがその傷を癒すのにもっとも適しているのではと思います。うちのは触らせてもくれないから難しいですよ。(笑) 自分にとってもそういう彼を受け入れられるまで時間がかかってます。そうそうリンクOKですよ!
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